私の好きな一曲

みなさんは人を愛した時、どんな言葉を使いますか?
心の中で、どんなに深く愛していても、それを言葉で

伝えるのは、本当にむづかしいものですね。これから
紹介するこの曲は、もう、かなり昔のラジオ英会話で

聞いた曲なのですが、私のとても好きな一曲です。
この歌の詞から、人を愛することのすばらしさを、

みなさんにも改めて感じとっていただけたらと思い
選びました。


 「七つの水仙」

  わたしには 大きな家はありません
  土地もありません

  手の中で カサカサと音をたてる
  お金すらないのです

  でも、わたしは あなたに朝を見せられます
  一千もの丘の上に
  
  そして、キスをして 七つの水仙を
  あげられます

  
  わたしは、あなたに きれいなものを
  買ってあげる 財産はありません

  でも、わたしは あなたのために 月の光を織って
  ネックレスと指輪に することができます

  そして、わたしは あなたに朝を見せられます
  一千もの丘の上に
  
  そして、キスをして 七つの水仙を
  あげられます

  
  ああ、七つの黄金の水仙よ
  すべて 太陽に輝いています

  夜の わたしたちの道を 
  一日が終わったとき 照らすために

  そして、わたしは あなたに音楽と
  生活の糧と

  松の大枝のような 枕をあげましょう
  あなたの頭を 休ませてあげられるように


 
 この「七つの水仙」の花束の意味は、この詞を書いた人の
 「愛」だったんですね。ささやかな暮らしの中でも

 神様が与えて下さった大自然の中で、こんなにも美しく
 生きていける喜びを、この歌の中に感じます。みなさんは、

 いかがだったでしょうか?最近、動画サイト You Tube の
 中に、この曲がアップロードされているのを発見しました。
 
 英語の歌ですので、今お読みいただいた訳詞をご覧いただき
 ながら、聞いてみてください。 ↓
 
 http://www.youtube.com/watch?v=HwIuUxbs7Ug&feature=related


最 愛

     1.だれにもまして愛した 君との出逢いは
  
       夏の日の朝露の きらめきに似て
  
       いつわらぬ青春の 僕のすべて

       想い出はかぎりなく まぶしくゆれて

       陽はかげり 月は去り 星が消えても

       生きること 愛すこと 君との出逢い


     2.だれにもまけず愛した 君との月日は
       
       秋の日のコスモスの やさしさに似て

       もの言わぬ青春の 僕のすべて

       流れ行く雲に乗り 夢ははるかに

       陽はかげり 月は去り 星が消えても

       生きること 愛すこと 君との出逢い


  この歌は、私がトラックの運転手をしている時に作りました。
 その頃、私は30代で、普通なら青春時代は終わっているはず

 でしたが、独身だった私には、まだ青春時代は続いていました。
 特定のガールフレンドもおりませんでしたが、この詞のような

 女性に出会ってみたいという気持ちが、心のどこかにあって
 出てきた詞のように思います。だれか、曲を付けて歌って
 くれたらなァと、思います。


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夜明け

      不思議ですね この世のすべて

      月があんなに 近くに見えて 

      人の影が あんなに長い

      星のまたたき 夜明けに溶けて

      過ぎ行く月日が こんなに短い

      
      はじめて眺める景色さえも

      なつかしくて うれしくて

      はじめて会う人なのに

      前から知っていたような

      そんなことって あるでしょう

      不思議ですね この世のすべて


  中学生の頃だったでしょうか、友達と宇宙の神秘や地球の
  成り立ちに花が咲いて、夜おそくまで語り合いました。

  地球→太陽系→無数の銀河系→これまた無数の銀河団
  知れば知るほど気の遠くなるような宇宙の神秘・・

  また、デジャブー(既視感)というのだそうですが、
  不思議な現象ですよネ。他人とは思えないほど、すぐ

  親しくなれたり、初めて来た場所なのに、すごく懐かしく
  思えたり本当に不思議です。トラックに乗って新潟に

  よく行きました。その時、日本海の海岸線の国道のごく
  ごく普通のゆるやかなカーブのとある場所まで来ると、
  
  よく、そんな気持ちがしたものです。


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オルゴール

       1. だれにでも だれにでも 

         だれにも言えないことがある

         たいせつに たいせつに

         しまっておきたい ことがある


         わたしにも ひとつだけ

         ちょっぴり 悲しい ことだけど

         いつでも心にあるわ


         晴れた日に 鳥になって

         大空かけめぐる

         野原いっぱい 花たちが

         ほほえみかけてる


         そして きっと 舞いおりる

         わたし きっと 舞いおりる

         そこには かならず 

         あなたが いるの


         オルゴール オルゴール

         わたしの やさしい 

         オルゴール

         聞かせてね 愛の歌

         わたしが 眠るまで


       2.坂道を 坂道を

         あなたといっしょに 歩いてる

         あの人は あの人は

         となりの街の 女の子  

         
         髪の毛が 長くって
     
         とっても ステキな人だけど

         わたしは 妬いたりしない

          
         ここかで 鐘が鳴る

         賛美歌が 聞こえる

         駆け出した わたしを

         ひきとめて くれてる


         いつかきっと ふり返る

         あなたきっと ふり返る

         そこには かならず

         わたしが いるの


         オリゴール オルゴール

         わたしの やさしい 

         オルゴール

         聞かせてね 愛の歌

         わたしが眠るまで


  私が東京での生活を切り上げて故郷の富士市に帰った頃、
  無職で仕事を探していました。職安へもよく行ったものです。

  それでも、無職ですから時間がたっぷりありました。
  そこで、田子の浦港の近くの海岸へ行って、よく釣りを
  しました。(ボラやアジやウマズラが釣れました。)
  
  そこで、音楽家の新章智彦さんという方と友達になりました。
  私が作詞家を目指していると聞くと、家へ招いてくれ
  
  今となっては、もう忘れましたが、音楽に関することを
  いろいろ教えてくれました。そして、彼が作曲したものの

  中から、まだ詞の付いていないものがあるからと言って
  私に与えてくれたのが、この歌の譜面でした。

  新章さんにピアノで弾いてもらったものをテープに録音して、
  何度も何度も聞いて言葉が出てくるのを待ちました。

  作詞する人によって、そのメロディーを聞いた時、様々な
  イメージがあると思いますが、私に出てきたイメージの詞は

  これでした。また、いつか、このブログから音も出せるように
  して、みなさんにお聞かせしたいですネ。


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夏に寄せて

   昔、父がしたように

   僕も僕の小さな庭に

   生垣を造って

   朝顔の花を咲かせよう

  
   あなたは知っていますか?

   夏の朝、

   時という時がすべて止まって

   何もかもが

   静寂に包まれてしまう

   そんな一瞬があることを

   まるで この地上ではないような

   そんな静けさなのです

   
   そして、

   朝顔の花の上にとどまった

   朝露の一滴が

   ゆっくりと すべり落ちて

   そんな具合に また時が

   静かに動きだしてゆくのです



「時」とは、一体何なのかと思うことがあります。
父が他界して、もう30年近くになりました。

畑仕事や庭いじりの好きな人でした。
私が就学前の子供の頃の時の我が家は、父の勤務先の社宅でした。

全戸が平屋で、一戸一戸に竹の生垣があったように記憶しています。
その竹垣の土に、父は夏になると花が咲くように朝顔の種を

蒔いてくれたのでした。私は、その朝顔の紫や緋色の花の上に
とどまっている朝露を見るのが大好きでした。

早く目覚めた夏の朝は、本当に静かなのです。
そして、まるでキャンバスの絵のように止まってしまう
瞬間があるのを私は,その時に発見しました。




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夏休み

   1.そんなに はしゃいじゃ あぶないよ
     
     ほらほら 僕につかまって

     飛び石 ヌルヌル あめんぼう

     真夏の 夕日の 照り返し

     つないだ 両手が まぶしくて

     ふとした拍子に 離しちゃう


     そしたら突然、 時でも止まったように

     君は僕の 目を見てる

     「人は死んだら どうなるの?」

     「あなたと わたしは どうなるの?」

     あふれる涙を ぬぐいもせずに

     君は僕を こまらせる

 
     向こうの林で 蜩だけが

     帰っておいでと 鳴いてます


   
     2.枕を投げては ふざけてる

     ほらほら 蚊帳が 駄目になっちゃうよ

     ゆかたの模様は 月見草

     上げ髪 うなじが可愛いね

     そろそろお化けが 出てくるぞ

     からかうつもりの 物語り


     そしたら突然、 息でも止まったように

     君は僕にかじりつく 

     「そんな話は きらいなの」

     「いつでも あなたと 一緒なの」

     聞き分け足りない 子供みたいに

     君は僕を こまらせる

    
     向こうの土間では こおろぎ達が

     秋が来たよと 告げてます



小学校5〜6年の頃だったでしょうか。ある夜、座敷で寝っころ
がって何気なく天井を見つめていると、「人はしんじゃったら、

どうなるのかなァ?」という疑問がわいてきました。その時、
座敷には煌煌と明かりがついていたのですが、目をつむると

突然、真っ暗な暗闇が押し寄せてきて、暗闇の他には何もないと
いう気持ちに襲われました。「何もない・・ 何もない・・

死んじゃったら、何もないんだ・・ 心も体も何にもなくなって
父母や家族、友達も全部いなくなってしまうんだ・・・」

そう思うと、私は自分が抑えられなくなり、何事かと驚く父の
ふところへ飛び込んで行って、長い間激しく泣き続けました。  

この時、私は「死」という実態の一部を、幼いながらも実感した
のでした。後年、中学生になり、高校生になり、「諸行無常」や

「栄枯盛衰」などの言葉の出てくる文学書を読んだ時に、心に深く
沁み込むものがあったのも、この体験があったからなんだろうなァ
と今は思います。



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アイスクリーム売り

     チリーン、チリーン、チリーン

     あの懐かしい鐘の呼び声

     おぼえてる?

     アイスクリーム売りのおじさんのこと
  
     ほら、あの珍しいアイスクリーム掴みでさ

     カシャ、カシャ、カシャと掻き出して

     ウェーファースのコーンにボトッと

     涼しくて美味しいやつを

     一個おとしてくれたね

     薄っぺらでちっちゃな木のしゃもじで

     「えへへ・・」と笑いながら

     みんなで食べたよね (一個いくらだったっけ?)

     あの時の空の色、雲の色

     風の音、蝉の声

     おぼえてる? おぼえてる?

    
     チリーン、チリーン、チリーンと

     アイスクリーム売りのおじさん

     どんな顔をしていたっけなァ

     自転車とアイスの箱とアイスの旗がさ

     八月の青い青い空に

     ヒラヒラと ヒラヒラと

     はためいて行きました



子供の頃、私は夏が大好きでした。長い長い夏休みがあることと、
お盆には、母の実家でいとこ達と会えるからでした。

集まっていたいとこは、男の子が五人、女の子が2人でした。
蝉やバッタなどの虫取り、谷川での魚や蟹とり、夜の花火など・・

思い出はたくさんありますが、お盆の最後の日には近隣の子供達が
布切れの付いた竹筒を作って菩提寺におおぜい集まり、

お上人様から灯油をもらって谷川沿いに灯篭流し(精霊流し)の
灯篭を見送る松明行列をしたりしたことは、

心に深く沁み込んだ思い出です。その時の歌も作りました。
次回で紹介しますね。



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輪廻

       1.夢の中から 聞こえてくるよ
          
         遠い昔の せせらぎの音

         懐かしがって 今でも鳴いている

         あの竹薮の ひぐらしの声


         廻り灯篭 見つめて君は

         涙うかべて 座っていたね

         井桁に組んだ 焚き木燃やして

         僕は迎えの 支度をしてる


         過ぎ去る年月の中で

         あの夏の静かな日々が

         今でも 今でも

         今でも 今でも

         偲ばれる


       2.灯篭流しに 乗せてあげるの

         牛やお馬を 乗せてあげると

         茄子や胡瓜に 手足を付けて

         君は上手に 作っていたね

         
         ご先祖様を 送りに行った

         松明行列 灯りが揺れる

         僕もなんだか 泣きたくなって

         君の横顔 見つめていたよ


         あの夏の心は 何処へ

         揺れて流れて 何処までも

         遥かに 遥かに

         遥かに 遥かに

         夢の中



    先祖供養の行事とはいいものです。先祖を大切にする
    心というものが、その家の繁栄をもたらすと、どこかで
    
    聞いたことがありますが、私は年を経るにつけて、
    それは本当のことだと思う気持ちが強くなりました。

    また、日本人の心の原点とでも言いましょうか、先祖
    供養や春夏秋冬、四季折々の様々な伝統的行事に

    出会う時に、「この国に生まれて本当によかったなァ」
    としみじみ思います。日本の山河の美しさ、その大自然
    
    の恵みの中で、日々に生かされている自分を思う時、
    感謝の気持ちで心が一杯になります。


    
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幸福論

        愛することは 恥ずかしいよね
   
        愛することは 照れくさいよね

        それでも時々 誰でもみんな

        自分なりに 愛したいよね

        ものを上げたり 手紙を書いたり

        席をゆずったり 話をしたり

        
        あのね

        いいこと教えてあげる

        みんな自分のことで精一杯

        ひとは誰でもみんなそう

        でもね

        自分のことを忘れるくらい

        ひとを愛することができたら

        それが一番 幸せなんだよ



   
  子供からは、本当に教えられることが沢山あります。子供は
  自分が知った良いことは、すぐに人に教えようとします。

  また、与える気持ちが強くて何でも人に上げようとします。
  謙虚で、すぐに母親のスカートの後ろにかくれたりします。

  父親を見つけると、はるか遠くの方からでも息せき切って
  走ってきます。「高い高い」をしても、父親を信頼していて

  恐れを知りません。疑うということを知りません。自分を
  忘れて「高い高い」をしてくれる人と一体になっているかの

  ようです。子供は、本当に自分というものがありません。
  我を忘れて激しく泣き、あたり構わず大声で騒ぎます。

  子供は、本当に愛の塊です。



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流浪者達の詩

       1.通り過ぎる 風の音が

         いつまでも 耳に残る

         眠気醒ましに 誰かの歌が

         いつまでも 胸に残る


         窓の外は いつか雪が

         道行く人も 凍えて帰ってく

         なつかしいね こんな季節が

         一年たったよね

         
         ふるさと 失くして

         流れて いても  

         心は いつでも

         お前に 向いている


       2.夢も愛も 遠く遠く

         どこまでも 道は続く

         別れ間際の おまえの顔が

         どこまでも 俺を責める

      
         街の灯りが いつか滲む
   
         俺とおまえの 最後の夜だった

         なつかしいね どこか似ている

         小さな駅がある

         
         ふるさと 失くして

         流れて いても  

         心は いつでも

         お前に 向いている


       3.哀しすぎる 恋の歌が

         いつまでも 傷に沁みる

         夜行列車の 汽笛の音が

         いつまでも 胸に沁みる


         夜明けの星も いつか消えて

         海猫さわぐ 夢はおわりだと

         なつかしいね 北の岬が

         もうすぐ 見えてくる


         ふるさと 失くして

         流れて いても  

         心は いつでも

         お前に 向いている


  
    もう、何年前でしょうか?NHKのテレビ放送で
   「あなたのメロディー」という番組がありました。

   一般から公募した歌謡曲を、プロの編曲者が編曲して
   プロの歌手が歌い、毎回、その4曲を作曲家と作詞家

   の4人の先生方が採点して1曲が選ばれて表彰される
   という番組でしたが、私は運がよかったのでしょうか

   2回応募して、その2回とも採用されてしまいました。
   これは、そのうちの1曲です。(作詞・作曲の両方でした。)

   残念ながら受賞は逃してしまいましたが、作詞の方で
   山口洋子さんが激賞して下さって、とても嬉しかった
   のを覚えています。

   それにしても、NHKのスタジオでオーケストラを
   バックに、自分の作った歌をプロの歌手が歌ってくれる
   というのは、本当に気分のいいものでした。

   今年もまた、何時の間にか年末になってしまいました。
   もうすぐ、クリスマスや大晦日、お正月と、この冬も
   
   色とりどりの様々なページェントが繰り広げられるで
   しょうが、みなさん、どうぞ良い年をお迎えくださいね。

   素晴らしいことが沢山ありますように!



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